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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

作者の気性

詰パラ2016・8月号デパート④の久保紀貴作だけど、僕は詰方63歩は玉方64とにするね。
配置的には詰方63歩が優れる。
だが玉方64とにすると……良い事は何一つない。
しかも検討もしていない。
これは言いたい事を説明するのに丁度良いので、使わせてもらったのである。

☆僕は詰方の駒が増えるのを極端に嫌う性格なのである。
詰方の利きを玉方壁駒にすると、変化紛れに関係するなら、勿論それは優先して考える。が、内容が同じなら、詰方駒1枚減らせるなら、玉方2枚増える方を選ぶ。
玉方3・4枚増えてもそうするかも知れない。
この作品なら、詰方63歩が玉方77となら流石にしない。
まあ、65とくらいなら玉方を選択するだろう。
これほど詰方駒が増えるのを嫌うのは気性であろう。

★このデパート④久保作であるが、単純な邪魔駒消去じゃなく、消し方にキーポイントがある。
この創り方はいかにも久保さんらしいセンスである。
年間デパート優秀作の候補だと思うくらいの作品である。
大変良い作品なので、久保さんには今から受賞の言葉を考えておく事をお勧めしたい。
これを捕らぬ狸の皮算用と言うのである(笑)。