コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2016・7月号結果稿

詰パラ2016・7月号結果稿】

幼稚園⑤
4手目同飛は 31馬、22合、14金となっているが、正しくは22同馬、同飛、14金である。
まあ、これは分かるだろう。
僕の得意なコンビネーション作品。
これは代表作と言って良いだろう(笑)。
ところでこの作品14金は15とにするか迷った。
15とにすると初手25桂が第一感になる。
14金でもそんなに変わらないけど、ちょっとは他の手を読むと思う。
手の効果は15金を25金にするより、14金を25金にする方が大きいのに、15と型だと無意識に25桂と打つのは不思議である。


中学校⑱
24金合の変化は同飛、同玉、35金となっているが、正しくは34金。
まあ、どうと言う事もない誤植。
分からないのが二人の短評。
はやし「初手23銀じゃないのか。それなら三輪さんじゃないか。」
大沼洋之「……作者名知らないとあきらめていたかも。」
どう言う意味なんでしょう。
特に大沼さんは作者名が僕じゃなければ、解くのを諦めていたとしかなく、三輪勝昭作だからこそ諦めずに解いてくれたのか?
そんな事があるのかと思い、分からない短評としたのだが、もしそうなら作者冥利に尽きる事である。
ありがとうございます。
この作品は取らずの手筋になる取らない銀を合駒で発生させたかったのである。
さほど難しい狙いでないのに配置が重くなってしまった。
作者の腕が悪いのか。
はたまた手順構成が悪いのか。
何か良い改作案があれば、教えて頂きたい。