チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰パラ6月号(結果稿)ヤング・デ・詰将棋

詰パラ6月号ヤング・デ・詰将棋(結果稿)から】

☆僕は課題作は課題を生かしてこそ課題作だと思っている。
課題を達成させただけの作品では意味がないと思っている。
なので、たまたま課題をクリアしただけの作品が在庫にあっても投稿する気にならない。
もっとも偶然課題を生かす構成になっていたら投稿するが。
要するに課題作は課題を生かしてこそ課題作だと言いたいのである。

課題=作意手順に24金。
さてこれをどう生かしているか?

①平松準一作。
手順は全く課題が生かされてない。
しかし、盤面・持駒に金がない。
それを課題の生かし方として主張している。
特に良くはないが合格だろう。

青木裕一作。
これは課題を十分生かした作品と言える。
ただこの発想は誰もが浮かぶので、ありふれた作品ではある。
教科書的なので、ヤング・デ課題作は理想の発表先と言えよう。

③服部彰夫作。
課題は手順に24金がある事。えっ嘘だろと言う配置。
14か25玉にならないとダメなのだが、15角・16香・36歩がいて行けない。
そうなる手順が形から容易に想像出来ないのだ。
こんな生かし方もあるんだ。
配置駒は6枚とスッキリしているのも効果を上げている。

④新井 司作。
課題は24金。良しと思って24金としたくなる時に24金としては詰まない。
一旦34金から回り道をしないと詰まない。
課題の生かし方としては、今回はこれが一番面白い。
配置もスッキリ。課題作のお手本と言えよう。

★今回の課題作は課題の生かし方の勉強になる。
よし、次回同人室の作品を創ろう。
と、課題を見たら「玉位置81玉」これどうやったら課題を生かせるの?
21玉じゃなく81玉を主張するには曲詰しか浮かばない。
まあ、それはどうでも良いとしても、この課題を生かすには不動玉か還元玉にするしか浮かばない。
今回も不参加になりそうである。