コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ4月号小学校4結果

詰パラ4月号小学校4結果】
去年の短編コンクールが7手詰だと分かって、さて何を投稿しようかとなったが、投稿出来る作品がないので急遽創作する事になった。
この作品は概ね完成してこれを投稿するつもりでいたが、盤面駒数は11枚であった。
後1枚をどうするか。
検討すると余詰があり12枚にする事に成功したのである(笑)。
追加した駒は42桂である。
評点予想は2.70だった。結果も2.76なので大満足である。
2.7台なら普通なら首位だろう。
が、5上谷直希作が素晴らしく2.76で2位。
小学校担当者は余計な事をする人である(笑)。

その上谷直希作であるが、初手が若干弱いが、この手をしなければ、飛を抜かれる事がないので構成上必要な手である。
65桂にさせる理由は退路封鎖と54玉に65飛成を用意するためと2つある。
出来れば持駒銀は盤上に置いて、後者だけにしたいところだ。
これは74に利くだけの駒があれば可能だと思う。
それは飛か角しかなく売り切れである。
角は残ってはいても売約済みである。
ちょっと残念ではあるが、不可能なものはしょうがない。
欲を言えばの話で、これで十分好作である。
半期賞確実と言って良い。
僕は半期賞予想を趣味としているが小学校に関しては、その楽しみがなくなってしまった。
この作者は余計な事をする人である(笑)。