コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

もしもコンピューターが詰将棋を創ったら

【もしもコンピューターが詰将棋を創ったら】
もしもコンピューターで詰将棋が創れるようになるとしたら歓迎されるだろうか?
僕は大歓迎である。
勿論、そんな事はあり得ないと高を括っているからそう言っているのである(笑)。

ところでコンピューターで作品の評価は出来るかであるが、こんなもの出来るに決まっている。
作品の評価は白黒付けるものではない。
ある人が良いと言う作品も、他のある人は悪いと言う事はどの作品だってある。
良い人が沢山いて、悪いと言う人が少ないなら良い作品である。
これって、コンピューターから見たら統計学じゃないの?
それはコンピューターが得意とする分野であろう。
過去の評点が出るところに発表された作品のデータを全てインプットすれば、どうすれば高い評価が出る確率が高いか算出させる事はお手のものである。
詰将棋の評価は絶対的なものでないから、まれにおかしな評価になったて構わない。
統計的に良い作品を算出出来れば十分である。

★僕の詰将棋の創り方であるが、何か作品を解いたり創ったりしていて、ふと思い付いた事を素材にする事が多い。
これは色々な作品を見て来たからこそ起きる発想である。
それをどの筋と組合せると無理なく、効果的か考えて創作するのである。
この創作法ならコンピューターに全ての発表作を覚えさせれば可能である。
つまり、僕の創作法はコンピューターは真似できるのである。
しかも僕より高レベルで。
つまり、コンピューターが詰将棋を創るようになったら、最も大打撃を食うのは僕である。
だが、僕はコンピューターの詰将棋創作は大歓迎である。
誰も作らないから心配ないとは全く思ってなく、本当に大歓迎なのだ。
僕は詰将棋の素材とは石を拾うようなものだと思っている。
どこにでも落ちている。
勿論A級素材はどこにでも落ちてはいない。
僕はA級素材よりB級素材が好きなのだ。
この素材選びの時点で、僕はコンピューターとはバッティングしない。
だから、僕はコンピューターが詰将棋を創るようになっても迷惑でないから大歓迎なのである。
そもそも、僕が自分が不利になる事を歓迎するはずないのである。

☆この創作法でのコンピューター創作は手順を人間が入力して、その手順を成立させる配置を作れるようになる事が先決である。
これは僕は結構難しいんじゃないかと思っている。
どのくらい難しいかと言うと囲碁で最強実力者に勝つより。
まあ、それでも詰パラの幼稚園クラスなら、その気になれば可能だと思っている。
この程度迄なら皆、創作ソフトはあった方が良い。
つまり、欲しい人ばかりだと思う。
そして、今の柿木将棋のように必須アイテムになるだろう。
夢みたいな話である。