チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

解答者の全短評

☆中学校の担当者から去年の11月号の結果稿9の作品の全短評が届いたのである。
えらい遅くのだが、解説が遅いと嫌になるものがあるが、これはおまけみたいに思っているので、今頃でも嬉しいものである。

★この作品はこの形でこの初手は奇想天外だと思って創っている。
だが、いかにも作為的なので、逆に最初から見破る人もいるだろうと思っていた。
又、とりあえず36飛、47玉で39歩がなければ59桂~39飛がある事に割と簡単に気付く人もいるだろうと思っていた。
そこで集計してみた。
①初手にビックリ。
度合は別にして、意外性を感じている短評。
②ほとんど一目。
作為的な感じから看破したのだろう。
③36飛、47玉の形になって現実的に39歩が邪魔と早く判断した人。
因に僕が解答者ならこれになるだろう。

☆集計49名。
①40名
②6名
③2名
④それ以外1名。

②と③は短評の判断であり実際にはどちらか分からない。
あえて分ける必要はないところか。

④はお代り角の手順が風変りとの短評。
これに関しては②の短評の中に収束のお代りが緩みだとの短評があった。
この手順にしたのは創作上の都合なのは、この作品の記事(11月)に書いた。
省くと特に困難なのが、36飛、47玉で飛を左に空き王手をする余詰防止。
飛引き9手詰だと角を抜けない。
作意の最終手で取られてダメだからである。
そして角を取らないで余詰を防ぐのはほぼ無理。
46に何か置くようでは良い図になり得ないのである。
でも仮にどちらも可能だとしても、僕は9手詰の飛引き迄にした方が良いとは思わない。
どっちもどっちである。
僕は捨て駒で終らないのは好きでない。
飛引きの9手詰では捨て駒で終っていない。
11手詰でも捨て駒で終っていないと思うが、角を取られているので、若干捨て駒終りとしてましかなと言う考え方である。

★集計ではほぼ50人中40人。
8割の解答者に意外と感じてもらえたようである。
中には作者の狙いである奇想天外と感じているかの短評も結構あり大満足の出来の作品であった。

☆ひとつ確かなのは、この作品は昔考えたネタ。
不思議な事に昔の僕はセンスがあったのである(笑)。