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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰将棋創作技術検定3級問題②解答について

詰将棋創作技術検定3級問題の解答であるが、鈴川氏の「my cube」と言うサイトを見て欲しい。
裏短コンの「主役と名脇役」の作品の解説に書かれているので当ブログでは解説しないのである。
実は最初から丸投げする予定だったのである(笑)。
それでも僕の図だけは捕捉しておこう。

★持駒 角角銀桂
玉方 14玉、28飛、31飛、32桂、35歩、43桂、44桂
詰方 12歩、27香以上19手詰。

〈作意〉
25角、13玉、14銀、22玉、34桂、①12玉、23角、21(11)玉、22桂成、同玉、12角成、同玉、34角、11玉、12角成、同玉、23銀成、21(11)玉、22成銀迄19手詰。

☆僕の図で12歩が置いてあるのは①で21玉の変化のためのように見えるが真意は違う。
3手目14歩の防止のためである。
持駒に歩はないが、34桂に21玉で22歩~21歩成の手順を入れるつもりだったので歩はあるのである。
そうしようとすると、12歩を置かずに14歩を詰まなくするのは相当難しい。
2手目と4手目の24玉を詰むようにするのが難しいので、その変化処理を巧くすると、14歩が詰み易いのである。
そこで持駒の銀を金にしたくなった。のであるが、ちょっとの違いだが銀の方が筋悪である。
24玉の形になるのも筋悪で23角に21玉の形も銀の方が筋悪感がある。少しでも筋悪感がある方が積み崩し手順が生きると言うものである。
それと銀だと24玉対策を考えるのが楽しいので銀で創りたくてそうしたのもある。
自分の作品なら創り易い金にしていたかも知れない。
そこで金で創ったとしよう。
とりあえず図を持駒銀を金にして、35は桂にして欲しい。
桂はないが説明のためである。
この図なら36角、25歩合、同角が入るのではと作家なら誰しも考えるところである。
だが僕はこの2手は絶対に入れたくない。
積み崩しの手順だから重く打つ方が効果がある。
……と言うのは表向きの理由。僕はこのような合駒稼ぎが大嫌いなのである。
いかなる場合も嫌いな分けではないが、この場合特に嫌いである。36角と打てば15玉が詰まないなら25に捨合するのは当たり前である。
面白くない手の代表と思っている。

だが35銀の配置だとしたらどうだろう。
36角も妙手になるし、25歩合も妙手になる。
これを更に36角を限定打と考えたのが鈴川君である。
初めから35銀の形で初手36角の限定打から創ろうと考えたなら、僕ならmy cubeの最後の鈴川図は簡単に出来るが、25歩合は悪と考えているのでその発想はない。
注=簡単と言ったが僕は出来る時は全て簡単と言うのである(笑)。
検定問題解答図が僕の作品ではないが、もし最初から僕の創作だった場合は、鈴川図は改良図としてありがたい気持ちになるなるだろう。
そして、僕ならありがたく改良図としてそのまま頂戴するのである。