チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

大学9大崎作鑑賞

詰パラ12月号の結果稿より
大学9大崎壮太郎作。

解説を読んで連合のロジックがよく分かった。
簡単に言うと19玉になった変化で、96の飛を九段目に引かれた時に直接取れるよう、97飛に桂合を紐付きにする。
とロジック自体は簡単なのだが、創作上の難点がある。
詰方は97飛と引いて桂合をさせるような余計な事をせず、直接99飛とすれば良いのである。
それを39飛~37飛に26玉を空き王手で抜く、その変化構成をほぼ48馬・49飛の2枚で成立させているのが素晴らしい。
収束はもらった歩を使い切る必要があるし、よくまとめてある。
失礼な言い方をするなら、大崎さんにしては上出来である。
不満はちょっと点数が低い事である。