チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

10月号解説を読んで

詰パラ10月号の解説を読んでいて違うと思った事を書いてみよう。
違うと言っても厳密に見たら違うと言うだけで、間違いの解説と言う意味ではない。
ただ僕はケチを付けるのが好きなのである。

短大1=小林敏樹作。
有〇弘〇「二つの駒の焦点をあえて作り出し……」
46桂→同角、56桂→同飛の事を言っているのだが、こうしなくても55桂は元々焦点なんだけど。
この2手の桂捨ては「あえて」と言う感じがあり、褒める焦点は合っているのではある。

大学1=谷口源一作。
解説「オーソドックスな実戦型に見えて……」
これ僕はオーソドックスな実戦型には見えないのだが。
僕にはオーソドックスどころか端に桂香があるだけで実戦型にすら見えない。
実戦型にすら見えないは僕の褒め言葉である。
僕は何故か実戦型詰将棋を創るのを凄く嫌っているのである。理由は病気なんだと思う。
大学2はこれこそオーソドックスな実戦型だが、僕はこの形は嫌いなのである。
完全な病気だと言えるだろう。
これ冗談じゃなく実戦型アレルギーであろう。
好き嫌いは別にしてオーソドックスな実戦型ではないと思うが、これはどうでも良い事に文句を付けたくて書いているのである(笑)。

デパート1=梶下雄貴作。
解説「必然的に盤上の駒は玉以外すべて初形と詰上りにおいて同じ位置にいることになる」
これは間違いである。
必然的が違っている。
この図、詰方26香を加えてみよう(25歩を26歩、玉方14となら必要駒かな)。
すると玉だけ45玉になったとはならない。
必然より、むしろそうならない方が創り易い気がするのだが。
勿論これは、必然であろうがなかろうが作品の解説にはどうでも良い事である。
強いて言えば必然でない方が、作者は意図的にしている事になり、より良いのである。