コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

半期賞受賞の言葉から②

半期賞受賞の言葉から②

大学=鈴川作。
「若手作家としての自分の立つ位置」?
はて誰が若手作家なのだろう。
鈴川君は若手かも知れないがもう若手作家ではないのである(笑)。
老人作家と言っちゃあ悪いが、熟練作家だと皆思っているだろう。
それから論理性がない作風を嘆いているようだが、何を贅沢言っているのかと皆思っているのである(笑)。

若島作=「アイデアが先になるあるものは、どうしても手順の流れがおろそかになりがち……」
僕が最近の若島作品に感じている事のそのままである。
その意味のことをこのブログに書いた覚えがあるが、まさか若島氏はこのブログは読んでいないと思っている。
もし、読んでいたら好き放題書けなくなってしまうのである。
と言っても、好き放題書くのであるが(笑)。
僕は詰将棋は手順の流れを何より大事にするので、嬉しい事を言ってくれると思ったのである。

広瀬作=連合のロジックは新しいのが良いに決まっているのだが……。
表面上は新しくは見えないと言うか分からないと言うか、兎に角ロジックの面白さを主張しているようだ。
僕はこの分野では門外漢なので、何も言わない方が身のためのようである(笑)。

大学院=やはり僕は頭が悪い。
この人の言っている事もチンプンカンプンである。
一つ言えるのはこの作品は一手も無駄にしない短編感覚の煙詰である。
捌きは中編。一手も無駄にしないは短編。
それは本来両立しないはず。
奇跡的と言うより、奇跡そのものと評価している作品である。

最後にひとつ。
鈴川君は半期賞ありがとうございますとは書いていない。
僕も書いていない。
僕は不用だと思っているから書かないのである。
だが、解いてくれた解答者全員にはいつも感謝しているのである。