チョー一流作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

馬屋原理論

無駄合に対する考え方が、鈴川君や桃燈さんのブログコメントを見たら馬屋原さんと僕ではかなり違っていた。
180度違う感じであった。
やっとどこが違うか分かったのである。
180度違うのではなく、逆に同じ。だが1ヶ所だけ大きく違っていた。
これから僕の検証を書くのである。

まず、my cubeの問題図であるが、馬屋原氏はあの図が変化で生じた形なら、14金合、同龍、22玉だと無駄合になるらしい。
桃燈さんに僕がコメントした作品の解釈からそうなるのである。
その作品は詰パラ2015・2月号(結果稿)中学校25三輪勝昭作である。

持駒 香
玉方 16玉、17歩、19龍
詰方 35飛、37桂、47馬、56角以上。の図面である。
作意は25馬、27玉、29香、同龍、36馬、☆16玉、38角、同龍、15飛、同玉、25馬迄11手詰。
☆16玉で28玉として欲しい。
25飛、39玉、29飛、48玉、47馬迄同手数駒余りである。
25飛に27合はどうなるか?
これは無駄合でなければ変長=不完全である。
現在は変長でも完全作だが、馬屋原氏の頭は未来に飛んでいるので変長は不完全作にすでになっているはずで、僕も時間の問題と思っているので変長は不完全とこの記事ではする。
馬屋原氏の判断は完全作である。
27合は無駄合の判断である。
しかし、これ27合、同飛、18玉とするとどうか。
これは意見が分かれるが有効合として欲しい。
これは無駄合か有効合かは意見が分かれので決着が付かない種類の合駒なので、19銀を置いて27同飛、18玉、29角しか詰まないなと考えれば100%有効合である。
実際は29飛で詰むが、平行移動して29角しか詰まないようにするのは可能でそうなっていると思って欲しい。
馬屋原氏はこのままでも27同飛、18玉は有効合と言う判断だった(因に僕も有効合派だ)。
さてこれはどう言う事か?
それは27合の時点では無駄合か有効合は判断出来ないと言う事になる。
ならば僕が言っている27合+39玉の組手順によって無駄合になると言う事である。
僕がこのブログで書いている無駄合の概念は無駄合になる手順を禁じる。それは合駒と応手の組合せで判断するべし。と言う事を言いたくて書いている。
これで馬屋原氏と僕は同じ考えだったと言う事になる。
メデタシメデタシであるので、この記事はこれで終りである。
おっとっとっと。危うく終わってしまうとこだった(笑)。
これからが本題であった。
馬屋原氏は作意の合駒は無駄合にならないと言うのだ。
僕は作意も変化も無駄なものは無駄と言う考えである。
どうもここだけが違っているようだ。
確かに作意なら無駄合の分けないのである。
それと作品はどの途中で途中図検討と言うか、それで完全作にならないといけないと言うのである。
僕はこの考えには完全に同意するものである。
しかし、待ってくれ。
無駄合は組手順にて判断するのであれば、鈴川ブログ図なら作意に出ない22玉が入って無駄合になるのだから作意の合駒が無駄合になってもおかしくないのである。
それから途中図完全論理は組手順の部分は切り離せない。
その間の図だけは不完全になるのが当たり前なのだ。
だから作意合駒は無駄合にならずの馬屋原理論には
穴があると思っているのである。

★僕の無駄合に対する考え方は詰将棋の知らない人が無駄合にしか見えない合駒ならば、無駄合に。
有効合しか見えない合駒は有効合なるルールにしなくてはいけないと思っている。
だから鈴川ブログ図は詰将棋を知らない人は無駄合に見えると思っているのでこだわっているのである。
実際これが無駄合であろうが、有効合だろうが創作には一向に影響ない話だと思っている。
何故なら変化の方を短くすれば良いだけである。
それともう一つ言えば、無駄合のルールに助けられなくても、変化を割り切っている作品の方が美しいと思っているのである。

☆僕としては無駄合は応手を持って決まる。つまり「無駄合とは無駄合になる手順」の概念になればそれで満足なのである。