コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

半期賞選考大学院

詰パラ2015上半期賞をもし僕が選んだら大学院。

名無し名人さんが10岡村孝雄作以外を選ぶとぶっ飛ぶらしい。
これは「名無し名人の題名のないブログ」に書いてあったのである。
このブログにはブログ名をタッチするだけで行けるのである。
……おっとこのボケは三度目だ。
これは面白くない冗談だが、三度もやれば面白いと認識されるのである(笑)。
名無し名人さんがブッ飛ぶのを見たいのだが、出来ない相談であった。
僕は煙詰が三度の飯の次に好きなので、この作品になるに決まっていた事なのである。

僕は駒を打って捨てるが好きで、煙詰は手数が長いほど良いと思っている。
岡村作「来るべきもの」は煙詰の最短手数である。
なのでこの作品は煙詰では大欠点があるのである(笑)。
これほどの大欠点があるにも関わらず手順が素晴らしい。
途中図で74歩を消して76歩を打つために持駒金を使い消去する手順は短編的妙手である。
76歩を打ちたいなら、金を打てば事足りるはずなのに金を消費してまで、74歩を消す不思議な手順である。
他にも短編的な感じがして、手数の短いのはむしろ長所に感じられる作品である。
わざと大欠点記録を狙った甲斐がある手順で素晴らしい。

僕はこの作品は看寿賞確定である。
勿論正賞である。これを特別賞だとする選考委員は僕はその人の眼は節穴と思うだろう。
もっとも短編賞についてはもう既に節穴だと思っている人がいるのだが。おっとっとっと!余計な事を書いてしまうとこだった。
編集でこの1行は削除しなくては。
節穴と書いたが、これは僕の主観に過ぎなく、逆に僕こそ節穴だと思っている人がいるかも分からない。
煙詰は僕には意外なのだが、大嫌いと言う人もいるのである。
これだから詰将棋は面白いのである。