コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

プロ野球時事ネタ〈海外移籍〉

〈海外移籍〉

★海外移籍とはメジャー挑戦である。
西武秋山選手はFAで、DeNA筒香はポスティングで挑戦する事が決まり、広島菊池選手はこれからポスティングでする可能性はある。

☆まず秋山選手だが年棒は現状維持程度だろう。
西武から倍増くらいの提示をされていると思うので実質は半分ってとこだと思う。
レギュラーを取れれば10億以上になるので、レギュラーを取れる可能性があり年棒現状維持の球団があれば行くだろうしあると思う。

筒香選手は守備が悪いのでDHの選手が抜けたところが取りに来るかどうか。
今年の成績では通用するとは思えないが、メジャーでは前から目をつけている球団もいる。
本人は条件が悪くても可能性があるなら挑戦したいだろう。
僕は日本の成績では通用しないと思っているが、対応力があれば成功の可能性は充分あるとは思うので、是非契約に至り挑戦して欲しいものである。

☆菊池選手のポスティング希望は正気とは思えない。
何故だか分からないが、内野手のメジャー挑戦は相当の選手でもダメに終わっている。
菊池選手はバッティングは日本でも大した事はない。
守備は二塁しか出来なくて、その守備も今年は平均的二塁手でしかない。
年齢的に衰えるのは早いので、守備は評価されているとしよう。
それでも使ってくれるか疑問である。
今まで日本人選手のメジャー成績から判断すると、菊池選手がメジャーで成功する可能性は0%である。
それでも本人に挑戦したい気持ちがあるなら是非挑戦して欲しいものである。

プロ野球時事ネタ〈DH制〉

〈DH制〉

★まずセ・リーグにDH制を導入するかの論議はナンセンス。
それはアメリカのナショナルリーグが採用してないからだ。
アメリカがやってない事を日本がする分けないのである。
アメリカがやったら日本もやる。
ナショナルリーグもDH制を導入は議論されているようだ。
行く行くはナショナルリーグもDH制になるだろう。
そうなれば日本も翌年にはDH制になる。
この既定路線は変えようがない話である。

☆巨人の原監督はパ・リーグセ・リーグの力の差はパ・リーグのDH制にあると思っているようだ。
僕はその通りだと思う。
でもセ・リーグもDH制を導入してもパ・リーグに追い付けるかは疑問である。
むしろ逆。DH制を導入しない方が有利。
本当はパ・リーグがDH制があるアドバンテージより、セ・リーグがDH制がないアドバンテージが大きいはずである。

セ・リーグはピッチャーがバッティングをしなくてはならないし、塁に出たら走らなければならない。
なのでその練習をするので有利である。
セ・リーグはDH制はなくても、バッティング練習は相当にやるから不利ではない。
なのにDH制がないアドバンテージであるはずの、ピッチャーのバッティング練習と走塁練習は、セ・リーグは全くしていないのである。
全くしてない事はないかも知れない。
パ・リーグは必要のない練習だが、少なくとも交流戦対策で一夜漬け程度の練習はする。
一夜漬けとは言わば真剣。セ・リーグはお義理の練習。
ピッチャーのバッティング練習はパ・リーグの方が内容的に練習しているのである。
本来セ・リーグにあるアドバンテージがパ・リーグに行っているので勝てる分けないのである。。

☆DH制にはもうひとつ利点がある。
セ・リーグは終盤リードされていたらピッチャーにチャンスが来れば代えなくてはいけない。
内容もスタミナも無視である。
パ・リーグは内容が良くスタミナが残っているなら代えられる事はない。これがピッチャーの力が付くのである。
これは事実。
でもリードされたら交代させられると言う事は、まずは先制点を与えないと言う事である。
野球に限らず全ての対戦競技でレベルが上がれば上がる程、先制点が勝敗に直結するようになる。
先制点の重要性はセ・リーグの方が分かっているはずだが、セ・リーグのピッチャーに意識があるか疑問。
この点でもアドバンテージに出来る事をセ・リーグは出来てない。

セ・リーグパ・リーグ交流戦を互角にするにはDH制導入よりする事があるが僕の理論。
日本シリーズパ・リーグ有利と言うよりソフトバンクの戦力が抜けているからだろう。
ソフトバンクから選手を金で引き抜くのは不可能で、その逆はやられる。
制度的にはクライマックスシリーズを廃止するくらいである。
クライマックスシリーズソフトバンクに有利な制度なのは間違いない。

★DH制とは競技のルールとしてはない方が面白い。野球の面白さはDH制はない方がある。
だからセ・リーグのDH制導入より、パ・リーグのDH制を廃止して欲しい。
でもプロ野球は興業である。
少しでも高度の技術を見たい。
ピッチャーも内容がありもっと見たいのに交代なんて事もない。
現在のセ・リーグにはDH制のない事による戦術の難しさ=面白い野球をしているとは言えない。
ならDH制の方が見てて面白いだろう。

☆僕は野球のDH制は嫌いなのだが、プロは魅せる事が大事なので、どうせDH制導入するなら早くナショナルリーグもDH制にして日本も統一して欲しいと思っている。

プロ野球時事ネタ〈ゴールデングラブ賞〉

ゴールデングラブ賞

プロ野球ゴールデングラブ賞が発表された。
ゴールデングラブ賞とは守備のベストナイン賞である。
投票では何が評価されるかだがまず①世間の評価②バッティング成績③記者の贔屓である。
①の世間の評価であるが一度その評価をされるとその評価を覆すのは難しい。
今年で言えばセカンドの菊池である。
今年は補殺が少なくUZRも低い。
素晴らしい守備だと定説になった時は補殺数もUZRも突出していた。
今年に関しては山田の方が上だったかも。

②守備だけの賞なのにバッティング成績が影響するのはおかしいが、これは今年でなく毎年の事である。

③選考は記者投票だが専属して取材しているチームの選手を贔屓するのは仕方ないが、人気チームなら専属チームの記者数が多くなって有利になるのは問題である。

ゴールデングラブ賞は記者の投票によるものだが公平な眼で見てる記者がどれだけいるか疑問である。
でも根本的の問題で記者投票ではダメである。
記者は全試合を見ていない。
自分の専属でないチームは対戦チームになる5分の1試合しか見れない。
こんなんで公平な評価が出来る分けないのである。
今の時代は専門的なデータ分析が出来る機関があるはずである。
AI解析も充分可能だと思う。
昔は記者投票が最も守備の評価を出来た。他の方法よりまだましだったのだ。
記者投票がダメと分かっても他に方法がないなら論じても意味ないが、今は他の方法はある。
プロ野球機関は記者投票の是非は考えなくてはいけない。

透かし詰は詰みではない!

詰パラ11月号は予想よりかなり早く届いたのである。
Twitterを見ると神様が届けてくれたと思っている人もいるくらいなのである(笑)。
笑いを付けたけど、いつも届くのが遅い地区(内は早い方でも遅い方でもない普通)の人なら神様が届けてくれたとしか思えないくらい早い到着なのである。

☆将棋パズル雑談を読んだのだが、42高坂 研作はめちゃめちゃ面白いと思ったのである。
僕は将棋パズルは解答に行き着くまでの論理的思考が面白いものだと思っているが、僕はそんなのには興味がないので解く気にならない。
でも42の作品は論理的思考が初心者向きで、正解手順が派手で面白い。
このタイプの作品が毎月1題出題されたら解く気になるのだが。

★それはさておき読んでいて気になった事がある。
〈すかし詰は認めないと明記しておらず、この形も詰みと判断される〉とある。
すかし詰を詰みとは認めない事を明記するのは、親切として必要だったかも知れない。
でも詰みの定義として「すかし詰」は詰みではない。
これは完全な定義である。
詰将棋は無駄合をしない事になっている。
だから詰将棋の作品では「すかし詰」は詰上がりとして認定されているだけである。
つまり「すかし詰」とは普通の詰将棋の作品だけ詰みになるだけ。
詰将棋でないなら無駄合をしないルールはないので、詰将棋の作品でないものは全て「すかし詰」の状態は詰みではない。
詰将棋の作品でない将棋パズルはすかし詰を認めないと書く必要もなく、この形も詰みと判断されると書いてあるが間違いである。

☆余談だがバカ詰を僕が知った頃はすかし詰が詰みになっていた。
これ僕は最初にすかし詰の作品を見た時からおかしいだろうと思っていたが、それを言う人がいないのは不思議に思っていたのである。

クライマックスシリーズは本当に必要か!

日本シリーズソフトバンクが4勝0敗の一方的な勝利に終わった。
クライマックスシリーズの西武戦の勝ち方から、予想通りと言うか危惧した結果である。

☆今日はクライマックスシリーズは本当に必要なのかを書いてみたい。
ところでシーズン優勝とCS勝ち上り日本シリーズ優勝はどちらが価値があるだろうか。
今年で言えば西武とソフトバンクであるが、気分的にはソフトバンクになってしまう。
やっぱり日本シリーズ優勝出来たら、ペナントレース優勝出来なくても9割満足だし、ペナントレース優勝しても日本シリーズに出れないなら嬉しさ1割しかない。
そんなクライマックスシリーズでも、疑問に思っていても、興業面からあった方が良いが多数派だろう。

★僕は総合的に弱いチームでも特別秀でた点があるチームが日本一になれる可能性のあるシステムなのは面白いと思っているのである。
今年は阪神を応援していた。
阪神は打てないくせにエラーばっかりするチームである。
阪神は簡単に言うと草野球のチームなのである(笑)。
でも投手だけは本物だったのである。
その証拠が3位になるために5連勝が必須で、5連続完封(勝敗が決まった後に2点取られただけ)。
クライマックスシリーズ日本シリーズを投手だけの力で優勝するようなら、これぞクライマックスシリーズの面白さだと言えたと思う。
漫画のような面白さを期待出来るのがクライマックスシリーズであるが現実は甘くなかったのである。

☆現実から言うとクライマックスシリーズは廃止の方向に行くべきである。
絶対的戦力があるならシーズンはテキトーにやって、ポストシーズンの10勝だけ力を出せば簡単に日本一になれるシステムでもある。
ソフトバンクがそのチームである。
ソフトバンクからすると手を抜いてはいないと言うかも知れないが力は温存出来た。
西武は目一杯力を使った結果のシーズン優勝である。
巨人はゴール前は楽勝に見えるが2着3着馬がたれたのでそう見えただけで、実は一杯になっていた。
これソフトバンクが巨人と西武と同じ余力ならどうなったか?
結果はソフトバンクが勝っただろうが、4勝0敗にはなっていない。
クライマックスシリーズはこう言う事が出来てしまう。
クライマックスシリーズのシステムは良い面も多々あるが、非常に害があるシステムなのだ。

★そしてクライマックスシリーズにはもう一つ大きな弊害がある。
戦力差以上のぶっちぎり優勝になり易い。
広島が三連覇したが、広島の戦力はぶっちぎりになるほどの差があった分けではない。
チーム力は一枚も二枚も上だったのは確かだが、ぶっちぎりになったのはクライマックスシリーズがある弊害なのである。
ちょっとでも良い形で抜け出すと2位3位のチームは悪くても3位以内と思うようになり、4位5位のチームは頑張り出す。しかも4位5位のチームは1チームが首位をぶっちぎる形は好都合なのである。
2位3位チームは下位球団に勝って反撃体制を作りたいのにそれが大変で苦しくなる。
今年もそう。巨人が最初抜け出した時は、ぶっちぎるかと思いきや、一時怪しくなった。
これは追うチームはここが踏ん張りどころと戦っていたからである。
次に巨人が差を広げた時は逆転はなくなっていた。
クライマックスシリーズがあると戦闘意欲の低下が早いのである。

☆僕はクライマックスシリーズは興業的に面白いなら大賛成である。
でも実際はその興業的面白さをドンドン侵食しているのである。
これからは強いチームほどクライマックスシリーズがあるシステムのコツを掴んだ戦い方が出来るようになるだろう。
それはつまりクライマックスシリーズは興業の面白さをなくして行くシステムなのだ。
クライマックスシリーズは廃止する方向に向かうべきである。

2019年上半期賞予想回顧

★2019年上半期賞予想回顧をしたい。
予想記事は書いたが、全的中を書いている。
まあ、これは10月号が来てから書く作戦が成功したからで、当たるのはおかしいのである。
高校より上はこれだと言える作品はなく、担当者が何を評価するかで変わるし、それは間違いではないのである。
なので今回は自分が担当者ならどの作品を半期賞を推したか書く事にしたい。

☆小学校=受賞作しかないところ。
中学校=受賞作しかないところ。

★高校=受賞作候補は沢山ある。
但し、特Aはないかな。
これこそ半期賞ってのはないが、半期賞で不満のない作品は沢山あった。
10則内作、16石川作、5月号全作の7作はどれが半期賞でも良い作品である。
僕なら受賞作と同じである。
1作なら久保作にするが、今期は2作受賞も担当者に同じである。

☆短大=受賞作ではないな。
僕は駒数が少ない作品は好きでないし、好作より力作タイプを半期賞にしたい。
なら13僕の作品も候補になるが、この作品はハッキリと論外である。
半期賞には不満のある作品しかないが、該当作なしは絶対にしない主義なので21石川作にするかな。

★大学=受賞作ではないな。良い作品だけど好みと真反対の作品だからである。
僕の「カ」は曲詰として大傑作だと思っている。
しかし、この作品は担当者も半期賞候補にしてないし僕の半期賞候補にもならないのである。
ジャンルが違う感じなのである。
曲詰がジャンルと違うのではなく、隙がないゆるみのない手順が半期賞のジャンルとは違うかなって感じ。隙がなくゆるみがないのは逆に言えば山がないのである。
半期賞には山がある事が必要と思うからなのである。
実際にどれにするかは難しい。
良い作品とは思えないのだか14鈴川作になるかな。
僕は出来より面白さを重視するので半期賞でも不満のない作品だと思う。
下半期の10月号(結果稿)1小林尚樹作が今期なら僕は文句なしの半期賞だった。
下半期はまだなのでこの作品が半期賞受賞はある話だが、この作品は好みとド真ん中である。
僕は半期賞には山が必要が必要との考えだが、一貫性と言う極めて高い山がある。
高校受賞の久保作もこれに通じる良さがあり僕の評価は高いのである。

大学院=受賞作ではない。
しかし、この作品は好き。
僕は長編は合駒が絡む機械趣向が嫌いなんで大学院の半期賞を論じる資格はない。
大学院も10月号の結果稿がもろ好みの作品なので書いてみたい。
2坂口作はまず合駒がないのが好きで、局面の微変化により繰り返し手順になるのが凄く好きなのである。
僕は同じ理由で繰り返し手順になる機構の面白さより、局面が変わり繰り返される理由が変わる作品がもろ好みなのである。
そして収束は短く切るのではなく舞台消去を理想とするのである。
この作品は僕には全てが理想の作品なのである。

主役不在の菊花賞

★昨日の菊花賞は予想が当たったのである。
……あっ、馬券が当たったとは一言も言っていないのである(笑)。
☆今年の菊花賞皐月賞馬もダービー馬もいなくて、さらに前哨戦の神戸新聞杯セントライト記念の勝ち馬もいない主役不在のレースであった。
そこで押し出され1人気になる馬は皐月賞・ダービー・前哨戦の神戸新聞杯の最先着馬になる。
この馬、勝てないだろうが3着には来ると予想=当たり。
菊花賞は春の健闘馬か夏の上がり馬か迷うレースで、主役不在なら夏の上がり馬が来そうだが、逆に主役不在なら健闘馬が来る(来るとは馬券範囲内の3着の意味)と予想=当たり。
☆前哨戦の神戸新聞杯は1~4着まで人気通りの決着で信頼出来る。
菊花賞神戸新聞杯出走馬が強く1着馬がいないなら、その最先着の2着3着馬は来る=当たり。
☆前哨戦の神戸新聞杯セントライト記念を比べるとはるかに神戸新聞杯が上。
セントライト記念の勝ち馬は神戸新聞杯の5着以下より弱いって事はよくある事である。
今年は神戸新聞杯の5着以下は弱い馬だったので、セントライト記念最先着馬が来る=当たり。
セントライト記念の最先着馬は皐月賞とダービーに出ていた。
かなりボロ負けなのだが、下級戦に勝つよりG1に出たボロ負けの方が上と予想したのだ。
★予想は神戸新聞杯の最先着馬2頭とセントライト記念の最先着と実にシンプルな予想をしたのである。
☆結果その三頭の三連複で当たりなので予想は大当たりしたのである。
実際買ったのは三連単を優先順位通り神戸新聞杯最先着馬→神戸新聞杯2番馬→セントライト記念最先着であった。
実は皐月賞・ダービー・前哨戦の最先着馬の押し出され1番人気は来ないと予感したので1着で買うべきではなかった。
実際の結果は神戸新聞杯次先着馬→セントライト記念最先着馬→神戸新聞杯最先着馬だった。
★ここは予想と予感を合わせた、最実績馬2着で買うべきだった。
そうすればもっと悔しい外し方を出来たのである(笑)。