コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

2018・3月号採用作

詰パラ3月号は高校に採用されていた。
めでたしめでたし。
この作品、実はめっちゃ古い作品である。
大した作品ではないが、僕らしいところがある作品で発表したいのに投稿出来ずにいた作品であった。
長い事投稿しなかったのは終4手目に変同があるからである。
でも、この変同はこの詰ませ方をしているのが作品の一部になっているので仕方ないと思い投稿したのである。
評価は厳しくして頂きたい。
でも、手順は癒し系に属するものなので、癒し系の短評を期待しているのである。

優勝を逃したショック

★3月号の結果稿を読んで僕は今、優勝を逃したショックで打ちひしがれている。
しかも僅か0.02の差だったので残念で仕方ない。
……あっ、これは短編コンクールではなく同人室の事である(笑)。
2.50で優勝なら痛快だったのに。
……て言うか2.52で優勝、2.50で2位はレベル低過ぎるだろ。

☆同人室の作品は得点の高さを望むものではない。
課題をどう生かすか、その課題をどう面白くするかその工夫を見たいところである。
それがただ条件に合っているだけの作品を出している作家が多過ぎる。
これでは同人室は面白くない。同人作家の奮起を促したいところである。

★それから次回は若島さんに武島さん、そして室長は絶対参加して欲しいと願っているのである。

2017短編コンクール順位予想回顧

【2017短編コンクール順位予想回顧】

★優勝予想は自分の作品だったが、実際の優勝は24室門作であった。
自分の作品を優勝して外すのは恥ずかしいかと言うとそうではない。
自作を優勝予想する根拠を「自作に甘いからである(笑)。」と冗談を書いた。
もし、これで自分の作品が優勝していたらこの面白い冗談が、面白くなくなってしまうところだったのである(笑)。

☆で実際の優勝作は僕は記事ではしっかり褒めている。
初手の34龍は実に良い感じである。
詰キストには見え易い手(ノータイムと言っている輩もいるくらい)なので、良い作品だが点数は伸びないだろうとの事を書いたが真逆であった。
この作品は実を言うと自分の作品と同じくらい点数が出て欲しいと思っている作品であった。
と言うかこの作品はもう自分の作品と思っているのである(笑)。

★僕の順位予想は10作しているが、かなり外れている。
最もひどいのは40中村雅哉作は多数の誤解者が出ると予想したが1名であった。

☆上位10作予想して、シード権には先程の中村作の誤解者数の誤算がなければ、26外谷作か30斎藤作を入れていた。
すると37石川作は16位でシード権を逃しているが、1つ違いなので概ね上位予想をした作品は上位に来ているとは言えると思う。

★今回の順位で意外だったのは純手筋物の24室門作=1位、33野々村作=3位、5渡辺作=4位、44鈴川作=5位、2木下作=8位、49北岡作=12位とこれだけ入っている事である。
ちょっと低調だった事も影響しているのだろうが、手筋物が評価されるのは、僕にとっては嬉しい事なのである。

詰パラ2018・3月号到着

詰パラ2018・3月号が早くも届いたのである。

☆採用作は高校11だけかな。
同じ月に一挙に採用されるより、毎月1作ずつ採用される方がありがたいので、嬉しい事である。

★今月は平昌五輪ネタばかり書いていたので、詰将棋の話題に戻すため、短編コンクール予想回顧の記事を今日中に書くつもりである。

カーリング女子銅メダル

★昨日はカーリング男子決勝とカーリング女子3位決定戦を要所だけ見た。
要所だけなのはカーリングは技術的にどこまで出来るか、その難易度も分からないので、戦術的に何をしたいのか分からない事が多いくずっと見るには忍耐がいるのである。

☆男子決勝はレベルが高いのに驚いた。
先攻なら最後ミスをしたら2・3点になる形にする。
後攻なら3点以上を目指し、相手の最後1投では2点に収まれば良しの投球をさせる。
これが基本戦略。
僕の素人考えだと第1エンドで後攻を引けば掃除戦法で必勝だと思う。これは最初の2投は外に出せないルールがあるので、あながち間違いではないのかな?
それでも先攻で1点を取らし、後攻で確実に1点を取れば勝てるから第1エンドエンド後攻が絶対有利と思うがそんなに甘くはないか。
でも終盤3エンド迎えて1点リードすればこうなると思う。

★と言う風に考えていたら、女子3位決定戦はその戦いになった。
で9エンドでは日本同点先攻。
ブランクエンドにされたらほぼ負け。
1点取っても、最終エンド1点取らされて、延長戦後攻持たれて相手絶対有利。
9エンド日本最後の1投ではガードストーンのみ。
日本の出来る事はガードストーンの裏に隠して安全に1点を取らせるかブランクエンドを狙わせてミスを誘うかで、それは出来た。
でもブランクエンドにする事は簡単ではないが難しいくはない難易度だと思う。生板の鯉状態。

☆そこで日本としてはイギリスに1点を取られて逃げ切られた方が嫌だったと思う。
ブランクエンドにされたら負けとしても、どうせ負けるなら紛れがあった方が良い。
結果ブランク失敗でスチールになった。
僕は結果論じゃなくイギリスはドローして安全勝ちを狙うべきだったと思う。
男子のアメリカやスェーデンチームならブランクエンドにするのが当たり前とばかりブランクエンドにしただろうけど。

★そこで最後エンド日本1点リード。
1点取らして、延長が後攻で確実に1点を取れば勝ち。
野球の最終回1点リードと同じくらいの勝利の確率と思う。
しかし、最終1投前にミスで相手にナンバーワンストーンを残してしまう。何もしなくても1点献上でさらにナンバーワンストーンを作られたら負け終了。
こう書くと大ピンチなのだが、ミスとは言えナンバーワンストーンに触らずナンバーワンストーンは作れない形になっていた。
つまり2点を取ろうとしたら、自分のナンバーワンストーンをぶっ壊して相手にナンバーワンストーンを与えてしまう危険性があるショットになってしまう。
何をしなければ延長戦に入る事が出来る。
イギリスどうするか?
これは選択肢はない。2点取りに行くのが絶対手である。相手のミスでしか勝ちが期待出来ないのと、自分の技術で勝ち負けが決まる二択なんで後者しかない。

☆どうしたら2点になるか予想出来ない形だったので、僕は失敗を祈るより興味の方が高かった。
予想としてはぐしゃぐしゃとした感じで日本の石がナンバーワンに残る気がしていたが、予想は大外れだった。
ぐしゃぐしゃじゃなくイギリスの石も日本の石もふっ飛んで外に行った。
しかし、一つだけ日本の石が中に向かったのである。
日本歓喜の一瞬であった。

★で、ここからが本題だけど、藤澤五月選手は可愛い。
特に競技中は100倍可愛い。
他のメンバーも可愛いし、競技中の声が又いい。

金と銅

☆平昌五輪、最後に金と銅。(まだクロスカントリーが残っているけど)

★まず、女子マススタートの佐藤綾乃選手が転倒に巻き込まれたのが残念😭
高木菜那選手金メダルを取ってくれたからまあいいか。
素晴らしい!おめでとう🎉

☆マススタートとパシュートを見て思ったのは、スピードスケートは先頭を滑る風圧の不利は相当なもんだなって事。
競輪もそうだけど。
それがパシュートはチーム戦として面白い。競輪もちょっとしたチーム戦としての駆け引きがある。
マススタートも二人いればちょっと組む事になる。
男子マススタートは韓国の選手が優勝候補だったみたいだが、戦略で優勝確実にしていた。
二人が飛ばしていたが、この二人は入賞狙いのポイント稼ぎ。競馬で無警戒の二頭が大逃げで後で有力馬が牽制し合ってその二頭が残っちゃうなんて事があったりするけど、そんな展開。
で、それがなかったとして二番手先頭が実質の先頭選手。
その先頭は韓国の選手が勤めていた。
本命選手を優勝確実にするための戦略だったようだ。

☆佐藤選手が決勝に残ったら、どうなってのだろう。
日本の場合狙うのはワンツーだったので一人を捨て石にはしない。
その戦略は練っていたとは思うが、全ての状況に対応するのは難しいのでどうなっていたかは分からない。

★で結局、高木選手は一人で戦う事になってしまった。
でも戦略は分り易くなった。
オランダ選手のマークである。
この選手が不調に終わったら高木選手も沈んでいただろうけど、オランダの選手が強くて良かった。
マススタートの優勝は他力本願のところが気にいらないが、高木選手はスケート技術を見せ付けた優勝なのが素晴らしい。

☆高木菜奈選手は後にピタリと付く事が出来る最強のマーク屋。
いつどこでスパートされてもピタリとついて行ける走力+技術。
そして最後は一瞬のミスを逃さない対応力。
実際、オランダ選手が最後の大きく膨らんだのでインを突いたのだけど、あれ大きく膨らんだのでインに入れのではない。
膨らむ直前に予想をし、ちょっと外に振れた瞬間にもうインに入っている。
しかもそのあとに後のキム・ボルム選手に抜かされないコース対応もしている。
高木姉妹の妹の走力と姉のどんなペースでもピタリとついて来る走力+技術がパシュートには最高なんだね。

★で、そのパシュートでキム・ボルム選手はパシュートでは考えられない一人置き去りをして韓国人から批判されている選手だよね。
銀メダルなのに観客に土下座しないして謝っていたけど、良い選手じゃん。
パシュートはチームと選手を揃えられなくて練習をしていないだけの事。
そんなんでは助け合う以前に、まずは自分の出来る事をするしかないので、それを応援してもらう味方に批判されて可哀相。

平昌五輪スケート女子パシュート金!

★平昌五輪、パシュート女子金メダルおめでとう🎉
素晴らしきチームとしか言いようがない。
日本チームの優勝はオールラウンダーとしては世界ナンバーワンの高木美帆選手がいたからこそではあるが、他の二人は個々の実力としてはオールメダリストのオランダとは差がある。
それなのに優勝候補はむしろ日本で、実際に勝ったのも日本。
高木美帆選手がいなければ優勝は出来ないが、高木選手だけ強くても優勝出来ない。
このチームたからこそ。そして勝つための練習をしたからこその優勝。

パシュートって競技は基本的には前選手の後にいれば風圧を軽減出来る。
日本チームは前の選手に非常に近く、足の動きもピタリと合せていて美しい滑り。相当な練習したんだろう。

★レースだけど、最初は日本チームがリードした。
想定では最初はオランダチームがリードするかと思っていたので、ヨシと言う思いとオーバーペースになってないかの心配が半々。
中盤ではオランダチームに0.5秒ほどリードを許す。
これは想定通りで序盤オーバーペースでないなら最後の2周は日本はラップが落ちないので、行けるゾ!
と思っていたら最後1周にはリードに変り、最終的には1.5秒差で圧勝!
凄い。

☆銅メダル争いも面白かった。
アメリカチームは勝てる訳ないオランダとの準決勝を捨てエース温存作戦。
そしてカナダ戦はまともに行っては勝てないので、思い切った大逃げ策。
元々、選手がスピードタイプだったのもあるけど、最後1周までに出来るだけ差をつけ、後はひたすら頑張る作戦。
そこでつけた差が3秒。追う方からすると40メートル以上ある絶望的大差。
しかし、逃げる方は足が動かないんで差がみるみる縮まる。
結果ギリギリ残して勝ったけど、見てる方は面白い。

★男子パシュートの決勝も良かった。
男子の場合、準決勝は決勝以上に必死。
韓国はニュージーランドに最後の1周で勝負がつく辛勝。
オランダとノルウェーは事実上はこれが決勝だったようだ。
まさかオランダが準決勝で負けるとは思わなかったのたが、ノルウェーチームは日本女子チームと同じで隊列が乱れない。
これで決勝はノルウェーチームを応援したくなった。
で、韓国との決勝だけど最後の1周までどちらが勝つか分からない展開。
しかし、最後の1周はノルウェーが上。
これ最後の1周まで互角になったら、100回やったら100回ともノルウェーが勝つんじゃないかな。
韓国の隊列は合格点に揃ってはいる。
しかし、ノルウェーは日本女子チーム並みに揃ってた。素晴らしい。

☆それにしてもパシュートは面白い。