コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

平昌五輪スピードスケート

★僕の家にはテレビがないので、サウナで平昌五輪を見た。
女子3000mは流石オランダはスピードスケート大国金銀銅独占。
高木美保選手は持てる力は出したし、佐藤綾乃選手はこれ以上ない滑り。
スケートの女子3000mは疲れが顕著に出るのが面白い。
疲れて来ると顔と滑りとラップに如実に現れる。
限界ギリギリのラップで滑っているので相当きついんだろうな。

☆平昌五輪の金メダルが一番期待出来るのは小平奈緒選手だけど、小平選手の顔は凄く好き。
僕はショートカットなら誰でも好きなんだけど、ショートカットが似合うのが最高だからね。

★スピードスケートにはパシュートと言う競技があるけど、優勝候補はオランダだと思うけど、日本は勝つチャンスがあるので期待したい。

☆それから昨日はショートトラックも見ていたけど、リレーのルールがよく分かんない。
しかし、韓国はショートトラックの強さは格別。
序盤で転んで半周以上の遅れ。
解説者は韓国なら追いつけるじゃないでしょかねと言ってたけど、終盤にはキッチリ追いついて逆に突き放しちゃうとは。

★ジャンプは何で夜やるのかな。
それと風待ちの時間が長過ぎる。
仕方ないとは言え間が悪くて見てて眠くなる。
と言うか寝てしまっていたのである(笑)。

詰パラ2018・2月号(結果稿)中学校25上谷直希作

詰パラ2018・1月号(結果稿)中学校25上谷直希作】

☆この作品の最初に図面を見た感想は、何だこの角と龍の配置は。こんなとこに置いては使い道が限られてしまうから良い作品ではないだろうであった。
しかも、終3手目に67香とするため、何かその工作をするだろうと言うのも見え見えである。
このように第一印象は悪かったのであるが、柿木将棋で答を見ると……じゃなかった実際に解いてみると感心してしまった作品である。

★何が良いかと言うと78龍が馬を元の位置に戻す捨て駒なのが良いのである。
僕は原形戻しが好きで推奨している創作法である。
ネーミングは僕がテキトーに原形戻しと言っているだけで他にもっとピッタリのネーミングはあるかも知れないが、僕には浮かばないのでこのブログではずっとこの呼び方になるとして原形戻しとは何か。

原形戻し=ある目的があり、その目的のために他の配置を一旦動かした後また元に戻す事で、目的以外の駒は持駒が減るか同じで配置は変わらなく原形になる事。

原形戻しと呼んでいる事からして、配置が変わる事なく原形にする事が大事と言いたい。
何故かと言うと配置が変わる事で目的以外の効果がある可能性があるからである。
持駒は減るのはどうかと言うと、持駒が減る事で詰方が有利になる事は有り得ないから構わない。減る方が良いとも言える。
盤上の駒は一見なくなる(又は位置が変わる)と不利に見えても有効な可能性はある。
盤上の駒が変化していなければ、有効状況の発生はない事になり、わざわざそうした感を出すために原形が良いのである。

☆そこで上谷作であるがこれは原形戻しにはなっていない。
目的は76香の発生であるが、78馬は元に戻しているが79龍と89龍がなくなってしまっているから原形ではないのである。
だがこの作品は原形戻しと同じなのである。
詰方のしている事は、76香の発生のために78馬を一旦67にして78に戻している。
89龍と79龍の消滅で原形になっていないが89龍は使い道がないのが原形戻しの良さにしていると思う。
そして、この位置なら邪魔駒になり得ないのと、79龍が最初にあるために78龍の手が良い感じなのである。
おかしな事なんだけど、第一印象が悪かった79龍と89龍の配置がこの作品の評価を上げているのではなかろうか。

★さてこの記事では上谷作の良さがよく分からない人もいるかも知れない。
この作品は作者本人が自分のブログに書いているのでそちらを読んだ方が良いのである。
このブログを読むのは暇人のする事なのである(笑)。

詰パラ2018・2月号(結果稿)中学校24有吉弘敏作

詰パラ2018・2月号(結果稿)中学校24有吉弘敏作】

★25上谷直希作が2.83で内容も得点も半期賞決定であろう。
で、仮の話だがこの上谷作がなかったら半期賞はどうなっていただろうか。
最高得点は今月の有吉弘敏作の2.79である。
中学校担当者は得点最大重視主義なので有吉作か?
と言っても絶対主義ではないようなので、はたまた他の作品か、該当作なしかの可能性もありどうしただろうか。

☆僕が担当者なら24有吉作の半期賞はない。
それなりに感じの良い作品ではあるが、半期賞に値しない作品だからである。

★理由としてまず移動中合を単純に取ってしまっている。
この手数でこの駒取りでは半期賞にはどうかだが、それ以上にいかんのが類似手筋だからである。
詰将棋は部分的に見たら全て類似作品になってしまう。
僕が問題視するのはパターン。
この作品5手目~11手目はこの筋は必ずこうなるワンパターンなのである。
それが証拠に同月の高校23大橋健司作の9手~13手目は雰囲気こそ違うが全くの同パターンである。
両作は作品として類似作には全く当たらないが、半期賞授賞にはワンパターン手筋では推せないと言う事なのである。

☆あっ、最初に大事な事を書くのを忘れていた。
看寿賞は俗な合駒をさせてブチ切る11手詰でも選ばれる。
それから僕は看寿賞をバカにしきっているので、このブログに書いている事は真に受けない方が良いのである(笑)。

詰パラ2018・2月号

詰パラ2018・2月号は29日に届いたのである。
しかし、今月号に結果発表作がない。
学校を見ても採用作がない。
なので2月号はゴミ箱に捨ててしまったのである(笑)。
と言うのは冗談。
幼稚園に採用されていたので捨ててはいないのである。
幼稚園は入選扱いにならないが、僕は幼稚園も学校も採用された時の嬉しさは同じである。
実は幼稚園に投稿する作品は投稿するところがなくて幼稚園に投稿するなんて事はしてないつもり。
幼稚園に投稿している作品は、幼稚園で採用して欲しくて投稿しているので、採用されると嬉しいのである。

☆ところで今回の幼稚園採用作は幼稚園には難し過ぎないか心配している。
でもスンナリ作意に入れば変化量は少ないし、奇抜な作意でもないので難しくはないはず。
純粋な手筋物なんで中学校には向かないので、幼稚園に投稿したのは間違いではないはずなのである。
そんなこんなでバビル3世さんがどのくらいで解くかを楽しみしているのである。

詰パラ2018・1月号(結果稿)⑳久保紀貴作

★最近、詰パラ学校の評価が僕の評価と一致しない事が多い気がする。
その月で一番良いなと思う作品が最下位なんて事もあった。
その時はつくづく思った。
これはブログの良いネタになると(笑)。

☆中学校⑯三輪作は自分の評価とは違うが、短大⑳久保紀貴作「パラレル」も僕の評価と大きく違ったのである。
僕の評価では「パラレル」は2.8以上の作品だったのである。

☆この作品の連合原理は簡単。(創るのが簡単とは言ってない)
馬を引かれて69馬を取られないようにするため。
69馬を角にすると意味が分り易くなる。
しかし、69角だと全然面白くない。
馬なら取られるのに引くのが僕は短編的で好きなのである。

★そしてこの作品の見所は、香捨てで馬位置を変えもう1回中合を繰り返すのが素晴らしい。
ただ鑑賞者の気持ちとしては、この香捨て馬位置ずらしを最大回数した方が解答者にうけた気がしないでもない。
それは可能かどうか分からないが、作家としてはこの図の手順で満足である。
後始末の手順も持駒香の消化の仕方も馬の翻弄になっていて、テーマと合う理想の手順と思う。
僕としては2.65しか出てないのが解せないのであった。

☆えらく久保氏の作品を褒めている方がもっと解せないと思う人がいるかも知れないが、この記事を書いたのは駄作を大学に投稿して採用してもらうためではないのである(笑)。

詰パラ2018・2月号到着

★今日、詰パラ2018・2月号届いたのである。

しかし、1月号についてまだ書いてない事があるので、明日慌てて書くつもりである。
……あっ、これは「詰将棋考察ノート」のほっと氏の事なのである(笑)。