コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

詰パラ2017・12月号(結果稿)中学校⑮三本不明作

詰パラ2017・12月号(結果稿)より。
まず小学校⑮武島広秋作だが、この作品は武島作にしてはしょぼ過ぎるので採用取り消しにした方が良いのである(笑)。

☆次に中学校⑮三本不明作である。
この作品の僕の手順の評価は2.80であった。
しかし、この作品は減点されるだろうとみていたのである。
皆さんも見た瞬間これではと思うだろう。
まあ、言う必要もないが、ペンネームのセンスが悪過ぎるのである(笑)。
この作者はこれで名前が知られたと思い、次は「三本ゆうめい」と名前を変えるに違いないのである(笑)。

詰パラの表紙作

詰パラが届いたら一通り読むとしても、表紙から解き始める人が多いと思う。
12月号の表紙作の原田清実氏もそのようで、氏は「簡単でサッと解ける表紙作が好きです。」と書いている。
これは僕も同感である。
僕はどんな作品でもスラスラ解けてしまうのに、簡単なのが好きなのである(笑)。
と言う事で11月号表紙作の馬屋原作は採用取り消しにした方が良いのである(笑)。

将棋世界12月号詰将棋サロン⑦

将棋世界1月号の詰将棋サロン12月号⑦三輪勝昭作の解説を読んだのである。
するとこの作品は詰パラ3月号の創棋会作品展の課題と偶然にも一致している事に気が付いてしまったのである(笑)。

詰パラ2017・12月号採用作

詰パラが届くと何か採用されてないかを探すのが楽しみなのだが、今月号は分かっていた作品ばかりなので楽しみはなかったのである。

☆短編コンクールはシード権内には入ると思っている作品を投稿したつもり。

★同人室は代作者を募集したのに誰も創ってくれないので自分の作品である。
この課題だからこんな作品になっているので、課題作としては合格だろう。
作品としてはお恥ずかしい代物である。

☆200回記念展は楽しい作品を出展したつもりである。
意外に易しいはずなので、沢山の人から解答を頂きたいと思っているので、是非解答をお願いしたい。

推敲技術検定問題解答

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【推敲技術検定問題の解答発表】

☆写真の図は勝浦九段の作品で、63桂の配置は別の方法を考えよと言うもの。
大変多数のコメントを頂きたので、コメント公開したので御覧下さい。

★僕の用意した解答は63桂→玉方 51歩であった。
51歩は香とか銀も可能かと思ったら、銀は2手目同歩の変化が長く、香は56に利くので3手目限定打の意味がなくなるので、51に置くのは歩だけのようである。
で、これが正解かと言うと問題に違反している。
問題は63桂よりましな配置とした。
51歩は格段に良くなってしまっているのである(笑)。

☆まず配置として63桂は見た瞬間気になってしまうが、51歩はそれほど気にならない。
それ以上に変化を詰ますのに露骨に質駒を置くのは最も悪い変化処理である。
そこでである。51歩は61歩でも同じ理屈。
この51歩と61歩は見た目に雲泥の差がある。
これなら63桂よりましな程度なので、本問題の正解は61歩なのである(笑)。

★美的感覚では63桂より悪いと言う人もあるだろうが、露骨質駒じゃないだけましと主張したい。
もっとも61歩が正解と言うのは悪い冗談なのだが、51歩が61歩と1筋ずれただけでこうも変な感じになるとは面白いものである。

☆51歩を模範解答として用意していたのであるが、安田恒雄氏から詰方 53歩のコメントがあった。
僕は詰方の駒は少なくしたいタイプなので、全然考えなかったし、51歩と比較してもこちらを選択する事はないけれど、詰方53歩が劣る理由はない。
51歩か53歩は好みの問題である。

★推敲は好みだけでしていてはダメである。
好みに外れても他に方法はないかと考える事が重要である。
一部分が好みと反対になろうと、他で元より良くなる事があったりする。
と安田さんのコメントを見て気付く僕なのである。

☆ところで、63桂→51歩は詰将棋を創り慣れている人ならかなり容易に気付くと思う。
勝浦九段が何故そうしなかったかだが、僕は単なる推敲不足だと思う。
nono_y氏は勝浦九段は63桂の方が良いと思っている説だが、人の考え方は全ての人が同じとは限らない。
僕には信じられないのだが、この説は否定出来ないのである。

★蛇足だが、僕はこの作品を1枚減らす事に成功したのである。
流石チョー一流作家なのである。










答=それは11香を省く。
初めからいらなかっただけなのである。

詰パラ12月号到着

詰パラ12月号が届いたのである。
届いたのは昨日だけど。それに関する記事は明日書く予定である。

☆明日は12月号に関する記事の前に推敲技術限定問題にコメントをいくつか頂いているので、先にそれをする予定である。