コロナバ禍詰将棋作家のひとり言

一時的に新型コロナウイルスの事はがり書きます。

スマホ詰パラNo.9571 sunrisepa作

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☆今日はスマホ詰パラの好作を取り上げてみたい。
傑作と言う人もある作品である。
この作品はバビル3世さんもブログで取り上げるはずだが、バビル3世さんは被る事は気にしないでブログに書いて欲しい。
バビル3世さんのブログと、このブログは読者層が違う。
このブログはまともな人は読んでいないのである。
と言うか、まともな人に読まれると困るブログなのである(笑)。
そう、今このブログを読んでいるあなたは、もう既にまともではないのである(笑)。

★上の写真はスマホ詰パラNo.9571 sunrisepa作。
これを12手進めて52銀・53歩を省くと下の写真の図になる。

下の写真からの手順は15飛、14角合、25桂、24玉、34金、同玉、33桂成、24玉、43成桂、13玉、25桂、22玉、33馬、31玉、42成桂、21玉、13桂不成、同香、25飛、同角、32成桂、12玉、22馬迄。

最後23金合とすると同手数。
ちょっと気になるところである。
……と言おうものなら風みどりさんに「ビョーキ」と言われてしまうのである(笑)。
まあ、気になってもどうしようもないところだ。

☆僕はこの手順は自分で創った手順とは言えないと思う。
この形はこうなるようになっていたのを発見しただけ。
……とこれ、けなしているようで実は褒めている。
形からこうなるようになっていた手順は変えられない。つまり完成形なのである。
そして、詰将棋作家は初めから出来ている手順=完成形を追い求めているのである。
言わばこう言う手順は早い者勝ちなのだが、焦って探さなくでもいくらでも残っていると思う。
形から手順が完成している素材は、看寿賞を狙える。それ故、簡単には見付からないのではあるが誰にでもチャンスはある。

★この作品、この完成形からの逆算と思う。
手順は22歩、同龍、65馬、43桂合、22と、同玉、66馬、44桂合、同馬、同と、33金、13玉以下。

僕はこの序は好きでない。
多分、僕が少数派だと思う。
スマホ詰パラだと不正解だと初形に戻り、正解だと応手をしてくれる。
65馬に43桂合でおおーっとなる。
実はこの65馬は後で66馬と引いて合駒を稼ごうと言う凡手。
65馬の瞬間、おっとなるので、スマホ詰パラ発表は得だった気がしなくもない。
それでも、43桂は質駒の素材だったのを合駒で発生させる意志のある序を創れるこの作者はただ者ではない。
僕は本誌に発表のある作家だと思うが、スマホ詰パラだけの人かも知れない。

☆兎に角、この作品が好作なのは間違いなく、世間では傑作と評価する人もある作品である。

看寿賞とは何か?

看寿賞とは何なんだろう?
看寿賞とはその年の特に優れた作品に授けられる賞と言う認識で間違いはないと思う。
ところで詰将棋作家として看寿の地位はどうだろう。時代を考慮しなければ僕は看寿より優れた作家はいくらでもいると思う。
勿論、賞の名としてパイオニア名前を冠するのは当然なのだが、同時期に宗看がいる。
双璧と言ってよい二人は甲乙付け難い。
宗看を推す人もいるに違いない。
看寿は何が優れているか?
それは主題に使った駒を必ず捌いている事である。
看寿の作品はそこに美しさがあり、看寿賞と名前が冠される事になった。

☆そこで、看寿賞は看寿の作品に一番近い作品に授けられる賞かと言うとそうではない。
現代では看寿の創り方が最高とされていないのじゃないか。
看寿賞とはその年の特に優れた作品に授ける賞であり、看寿の作品に近くなくても看寿賞なのである。
ならば、看寿賞でなく別の名称に変えた方が良いと思う。
将来は藤井賞が良いと思う。
今、こんな話をしても時期早々だが。

★実は僕は看寿の創り方、つまりやりたい事が終わった後、それに使った駒を捌くのが好きで好きでたまらないのである。
そこで思うのが、看寿賞。
代々の看寿賞はその年の最も優れた作品に与えられる格式高き賞。
それは名前を変えて継続し、看寿賞を新たに作って欲しい。
その看寿賞は本当に看寿らしい作品に与えられる賞として。
勿論、格式は以前の看寿賞の方が高い。

☆ここまで、書いた事はこうなったら良いなと思うが、夢として思うだけでそれを望んでいる分けではない。
ただ、現実として思う事は現行看寿賞の候補になる作品は全く創りたいと思わないない。
僕が本当に創りたいのは、夢看寿賞(あったとして)の候補になる作品なのである。

今月のちえのわ雑文集

★今月号のちえのわ雑文集は本人が書いている。
出来たら本人が書かなくても良いよう、みんな協力して上げて欲しい。
何故、僕がこれを言えるのか?
それは、僕はもう既に1回書いているので、言えるのである(笑)。

☆本人、ご自賛のようだが、僕には気に入らない事が一つある。
字が詰まり過ぎである。
読ませる文なので、改行を上手くして空白を作る。
エッセイ文は絶対、字が詰まってちゃダメだと思うな。

詰将棋に評論家が必要と書いている。
僕は詰将棋作家はほとんど評論家だと思うな。
ただし、評論活動をする場がない。
これ設けて欲しいと思う。
まずは鈴川君にやってもらいたい。
そうなれば、僕は水を得た魚のように鈴川君を反論したいと思う(笑)。
評論家は同じ意見の人ばかりでは詰まらないからである。

詰将棋評論を遠慮なく言える場があるなら、この作品ここがダメなんじゃないかと平気で言える。
僕が冗談を言って誤魔化す必要はなくなるし、詰将棋はボロクソ言われてなんぼ。
本当にゴミ作品なら、評論家はボロクソ言えないものなのである。

詰パラ2017・7月号結果稿より

★昨日は大ニュースがあった。
都議会選の自民党惨敗である。
藤井四段29連勝がストップではないのである(笑)。
今回の自民党惨敗は自民党の負けでなく、安倍政権にノーを突き付けたものである。
政策の良し悪しは問題でなく、疑問点がある政策とかにしっかり説明する事もなくゴリ押しする政権はダメである。

☆藤井四段は負けたのは残念だが、佐々木勇気五段は棋士として立派なのに感心するばかりであった。

詰パラ2017・7月号の結果稿の作品について。
小学校=⑳上谷直希作。
今年、看寿賞を受賞していい気になっている人の作品である(笑)。
これ氏らしくて凄く良いと思った。
しかし、解いた時は気付かなかったが、57や27の合は僕は有効合だと思うな。

中学校=⑰山路大輔作。
金銀入替えが狙いであろう。
僕は中々解けなかったのでもっと高い点が出ると思っていたが意外な低得点。
僕は作品の造りを間違った結果だと思う。
この狙いならもっと低い得点になっても良いので、手を簡略化すべきだったと思う。
つまり52飛と73龍の配置が思わせぶりだと言う事である。
43角とか期待させる配置は金銀入替えの狙いには不用。
金銀に働きかける以外の手を不可能にした方が良い図になったと思う。

詰将棋作家とプライド

★僕は詰将棋作家は一般人に比べるとプライドが高いのではないかと思っている。
と言うより最もプライド高き集団だと思う。

☆僕はどうかと言うとプライドが高いどころかプライドがない。
人は人から良く思われたいと思っていない人間などいないと思っているのではないだろうか。
だがそれは間違いだ。
僕は人から良い人間だと思われたいとは全く思っていない。
そう言う人間もいるのである。

詰将棋作家にプライドは必要か。
僕はプライドが高い作家の方が良い作品を創れると思う。
だから、プライドは必要だと思う。
だが、人間としてプライドの高い人間は嫌いである。
僕は自分自身は人一倍プライド高い人間なのだと思う。
しかし、僕はプライドの高い人間は嫌いなので、人からはプライドが高いと思われたくない。
僕は人から悪く思われたくないのである(笑)。

☆そこでこのブログは冗談が多くなる。
僕はプライド高いと思われないようにするために、冗談を言っているのである。
冗談抜きで、プライドが高いと思われないためなら、僕は他はどんなに悪く思われても構わないのである。

★このブログには一つ問題がある。
自分のブログだけでなく、他の人のブログに対するコメントやTwitterもだが。
それは冗談の度が過ぎているからである。
しかし、これは冗談の度の限界に挑戦しているのである。
限界に挑戦する事でプライドをかけているのである(笑)。

☆あっ、この記事は24時間以内に消滅する……かも知れないのである(笑)。

詰パラ2017・7月号結果発表作

詰パラ2017・7月号結果発表作】

★今月号は自作の結果発表作が多く発表作がない月もある。
鈴川・武島両氏もこの傾向がある。
ムラなく多くの作家の作品を採用するのが理想であろう。
……と、僕は思ってもいない事を言う人なのである(笑)。

幼稚園③
実はこの筋で曲詰で創って中学校に投稿したら返送されて来た。
紛れ不足とか。
その図は冷静に考えたら、飾り駒防止に無用な2手を入れている。
そこで、曲詰にするのを止めてみた。
変化・紛れは工夫する事が出来るので、紛れ不足は解消された作品にはなっているはずである。

中学校⑯
手順は超お気に入り。
四段目の配置がなければ半期賞物なんだが。
これがあるので収束の意外性がなくなったのだが、配置効率はこれが精一杯かと思う。

短大⑳
繋ぎの駒取りが多いのが不満。
57銀を取る形だが、ここは駒取りしか逆算は出来ない。
特に難儀したのが他の形の検討である。
もう少し良い逆算が出来そうな形にすると詰まないだろうと思った形がギリギリ余詰んで行く。
ここで相当な時間がかかった作品である。

大学院⑧
終6手目に変同がある。
僕は以前このブログに終4手目、投稿図にも終4手目と書いているが正しくは終6手目であった。
これは僕は算数が弱いためである。
この変同は気付いた時点でボツにする。
最終手余詰も曲詰では気になるとこなので55か54辺りを角にする予定であったが、これも上手く行かず。
この2点は作家としては許せないものがあるが、ボツにするのは可哀相と思い投稿する事にした。
解説では創作の動機とか、キズに対する作者の心情に多く誌面が割かれているが、これは作家に取ってありがたい解説になっている。
後、横一文字は既に大学に投稿中である。
大型曲詰なので大学院の手数にしたかったのだか、ギリギリ伸びなかった。
3作中一番お気に入りなので採用されるのを楽しみにしているのである。
それから、縦一文字だけ詰上がりに絶対性がないのは不満なのでもう一度挑戦したのだが、縦一文字は詰上がり絶対性保持の素材は中々ない。
結構な難易度があるようだ。
現在は素材すら出来ていない状況である。

詰四会作品展①
僕は完全な詰四会には部外者である。
小林尚樹さんが「ア」の字を担当する事になったと聞き、大丈夫かよと思い創ってみた。
小林尚樹さんは曲詰が苦手だろうと思い、余計な事をしたのだか、余計な事が好きなので仕方ないのである。
難易度であるが後半は易しいはずである。
前半は手順的には同じテイストなはずだかアヤが多く難しかったようだ。
ただ、解答者数の話としては、他の3作も難易度は同じだろう。
一番なので客寄せをしなくてはいけなかったとは言えるが。
僕は「ア」と聞いただけで一番とは聞いていない。
が、アなら多分頭だと推測は付く。
初めから予備作のつもりなので、そこまでは考えていないのである。
合が入ってないのも予備作として勘弁してもらえて、4作組局として来嶋さんも喜んでもらえたならうれしいのだが。

神様が願いを叶えてくれるなら

★もし僕が看寿賞選考委員だったらどの作品に投票しているか。

短編=上谷作。
中編=小林尚樹作。
長編=久保作。
にしただろう。
あっ、石黒さんと9月号武島作が加わる以外は同じだ。
因み中編は小林尚樹作が抜けていると思う。
多分、選考委員以外で小林尚樹作を推す人は、小林作が抜けていると思ったのではないだろうか。

☆ここで神様が現れて、短中長編1作ずつ好きな作品の作者にして差し上げましょうと言われたとする。
ま、宝くじが当たったらどうするかみたいなもんとして、聞いてちょ。

短編=9月号武島作。
中編=かめぞうさん作。
長編=都煙の吉田作。
にしてもらう。

自分が看寿賞に投票する作品じゃないのである。

★ここで思う事。
看寿賞作家にはなりたくないな。
そこで、神様にお願いするのは、看寿賞作家にはならないようにしてくれ……なのである(笑)。

☆尚、この記事は24時間以内に消滅する……かも知れないのである(笑)。