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詰将棋作家のひとり言

詰将棋に関する事だけ書きます。

詰パラ2017・4月号到着

☆今日、詰パラ2017・4月号が届いた。
まずは採用作の確認。
中学校・短大・大学院と詰四会作品展に採用されていた。
非入選コーナーでは幼稚園にも。

★大学院の作品は実は終4手目に変同がある。
この作品は逆算創作である。
何故、変同がある素材を逆算したのか。
それは完成するまで気が付かなかったのである(涙)。
ここまで逆算してから気付くとは。
ボツにしようかと一瞬考えたが、あ〇り〇し(伏字にする必要もないが)としては痛過ぎるが、普通の詰将棋でこの手数なら然したるキズでもないと思い投稿する事にした。
手順は気に入っているので、沢山の人に解いてもらいたい。

☆詰四会作品展は僕は詰四会のメンバーではないのではと思われるところ。
これは小林尚樹さんの代作なのである。
でも、依頼されたのではない。
僕のようなチョー一流作家ともなれば、頼まれなくても創るものなのである(笑)。
分かり易い言葉で言えば、余計なお世話である。
詰四会で祝賀曲詰として「〇」の字を頼まれたと聞いたのだが、小林尚樹さんの作風を考えたら曲詰は苦手だと思った。
それで、出来なかった時の予備のつもりで創って渡しておいたのである。
予備作がある事で安心して創れるものも創れなくなる事もあるが、小林尚樹さんの作品を見ていたら曲詰は向かないような気がするがどうであろう。

★その小林尚樹さんであるが、大学半期賞に気を良くして、今頃は看寿賞の受賞の言葉を書いているだろう。
この可能性はどのくらいあるかと言えば、「0%ない」のである(笑)。

解答選手権第1ラウンド④を解く

★解答選手権第1ラウンドの④を解いてみた。
勿論、嫌々である(笑)。

④角 建逸作。
初手42飛か23銀、同玉、35桂、同馬、43飛か?
角さんは力任せはないだろうから後者だろう。
43飛としてみると32銀、同玉、42飛打があるから銀合のよう。
それから21飛で金合は同飛成、同玉、31角。
桂とか香は受けになってないので銀合。
32銀、同玉でどちらの飛を成るか。
21の飛を成って32角で13玉に11飛成に合駒。
桂や香は22龍だから、金か銀。
どっちでも33飛成に同銀、12龍、同玉になるから金合はないので又銀合。
以下23銀、13玉、14銀成、12玉、23成銀……あれ余るじゃんかヨー。
あっ、14銀成に22玉から抜けられるのか。
ん?これでは詰んでないのか。
しばらく考えたら22銀打、同銀、14銀成で取った歩を叩けば良いのに気付く。
こんな巧くまとまっているとは。
まあ、角さんならこれくらいのまとめ方になってないと出品しないだろう。
流石、一流作家の角さんなのである。
勿論、これはお世話である(笑)。

④を解いてくれないと困ると言うのも納得の好作である。
僕の評価だとこの作品が10問中一番だね。

解答選手権第2ラウンドを解く【ネタばれ注意】

★2017解答選手権第2ラウンドを解いてみた。
その前に第1ラウンドであるが、作者から④を解いてもらわないと困るとツイートがあった。
こうまで言うのは相当な自信作なんだろう。
楽しみは最後にする事にして、期待して解いてみようと思う。

第2ラウンド
⑥妻木貴雄作。
初手金打ちや桂打ちは無筋なので、香を打つか34馬しかない。
作家の感では初手は34馬ではないのだが、形から最有力な手なのでこれから読む。
銀合に14香で22玉。んーん。詰まないね。
13香なら22玉、14桂で手になっているが、12金、32玉で詰まない。
これを確認すれば初手香打ちしかない。
離すと22玉、34桂、33玉で詰まないのを確認。
消去法で初手は13香に決まる。
22玉は14桂。同玉以外の変化が詰むのを確認すれば、後は簡単。
紛れは少ないが、初手は第一感の手ではないのは解答選手権向きと言えよう。


金子清志作。
これは受けの手を読むだけの作品。
8手目は桂成の17手詰かな?
解答選手権向きの作品ではあるが、ちょっと詰まらない作品。
自信ないから柿木で確認。
ん。柿木7は詰まして来ないじゃんかヨー。


⑧柴田三津雄作。
難しそうなので後回し。


⑧若島 正作。
初手が皆目見当が付かなかったが、53香成で同金は金を取り龍を取りで簡単で、34玉に84龍で何か貰えば良いのに気付く。
65龍が残っていると35歩が打てて、合駒を同龍、同龍となれば、14歩が打てる。
と言う事は玉方は龍を消さなくてはいけないのか。
44飛と打たれないよう54龍かな。
作者が思うほど、妙手感のない受けだが、一つの狙いだろう。
そして面白い打開手筋が見られると期待。
パッとした手が浮かばないので手なりで進めて、23角成、同玉、24香としてみる。
あれ、詰形になっている。
33で精算するみたいだが非限定だよね。
54龍以下はスラスラ解いた分けではないが、この作品これが作意なの。
一応自分で確認してから柿木の確かめたけど、同じだ。
今年の問題は柿木は信用出来ないが、若島さんともあろう者が、こんなお粗末な代物を出すなよなと言いたい。


⑨鈴川優希作。
僕ともなれば、この作品の初手は第一感で分かるのである(笑)。
58銀、68玉、69銀、同玉、29飛、59銀合、同飛、同玉、67銀、57歩合で桂合なら同飛から飛を成る。
歩合が作意臭く同飛、48玉で46金がなければ、17飛、38玉、39銀、29玉、19飛があるから47金から金を捨てに行く。
とここまで変化を読むだけで疲れてしまった。
僕は変化も作意も何の妙手もない詰将棋は大嫌い。
解答選手権向きと言えば解答選手権向きなんだろうけど、解答選手権には解く人の裏をかいて中々解けない作品を望みたい。
鈴川君ともあろう者が、こんなゴミ作品を出すなよなと言いたい。


⑧は時間切れ。
柿木で確認。
初手44角、13玉と決め打ちしたら解けただろうな。
これは良い作品。

解答選手権第1ラウンドを解く【ネタばれ注意】

★解答選手権の出題作品がアップされている。
とりあえず、第1ラウンドを解いてみた。
この記事はこれから解こうとする人はネタばれ注意なので読まないようお願いしたい。

第1ラウンド
①上谷直希作。
作意は直ぐ分かった。
何かワナがありそうなので柿木で確認したが、ワナはなさそうである。
作意は易しいが、変化があるのでチャンピオン戦の第1問には最適だろう。


②武島広秋作。
とりあえず27銀、同馬。
以下は詰将棋慣れしていたら詰形は見えて来る。
作意の手は全部分かる。問題は順番の変化を読むだけ。
詰将棋としては気持ち良く好作。
チャンピオン戦のサービス問題とすれば悪くないが
解答選手権向きの作品ではないと思う。
だが、僕は好きな作品である。


③大崎壮太郎作。
23金は取れば42龍以下だから35玉。
歩があれば35歩、同玉、15龍があるから初手は馬で王手して合駒請求。
15龍になったとして25金合で困るが金がないか。
なら35で金を貰えるように金を移動合するのか。
でお互いに最善を尽くすと2枚の馬が持駒金2枚に換わるのかな?
で、最後34金打迄19手詰かな。
自信がないので柿木7で確認。
すると23金以下11手詰。
初手23金は34玉、89馬、67金で詰まないよね?
この作品は実に解答選手権向きと思う。
詰将棋を作品とするなら出来が悪過ぎる。
でも考えさせる問題としては打ってつけである。
②と好対象。


④全く考える気にならないので後回し。


⑤相馬康幸作。
初手から4手はこうしかないだろう。
以下43馬、22玉、23歩、同飛もこれしかない感じ。
でもここで44香の消去が入るのに気付く。
意味分からんけど、消しておきたくなる。
で、23同桂成と飛を取りどうするか。
44香を消したくなっているもんだから34金、14玉、24金、同玉、26飛、35玉、53馬と読む。
んーん。気持ち良く手が進んだけど、これ詰まないよな。
34金が間違いなのだが、ここからの数手は考えさせられる。
線が細いのが凄く良い。しかも綺麗にまとまっている。
解答選手権としてはこのように、線が細くて考えさせるのが理想である。
部分的に俗手が続くので、作品としてもこの解答選手権は理想の発表の場と言えよう。


★実際に解答選手権に出ていたら、時間が余って④を嫌々考える事になる。
まだ全く考えていないが、解けるかどうか疑問だ。

2017解答選手権

★記事の更新を2週間近くしていない。
理由は嫌になったからである。
僕はサボり癖が付くと何でも嫌になる性格なのである。
別に書く事は嫌じゃないので、気が向いた時に更新するのである。

☆今日は解答選手権が行われる。
行われていると思うべきか。
世間の注目は藤井新四段が3連覇なるかどうかである。
僕も勿論、期待している。

★僕は今まで解答選手権に参加した事はないのだが、今年は参加しないちゃんとした理由がある。
出場して、うっかり藤井新四段の3連覇を阻止してしまって、世間の悪役になりたくないからなのである(笑)。

名無し名人賞予想回顧

☆名無し名人氏のブログで2016年下半期賞予想と名無し名人賞の発表があった。
半期賞予想は予約投稿と書いてあったが、僕と全部同じじゃんかよ~。
小学校と大学院の1作受賞なら二者択一で有望視している方も同じ。
大学は3作受賞もあるかとみているのも同じ。
短大がハズレる可能性はあるが、他は波乱はないだろう。

★名無し名人賞
小学校=1 太刀岡作。
中学校=3千葉作。
高校=21志賀作。
短大=18 岡作。
大学=4 小林作。8 かめぞうさん作。
大学院=5 及川作。

☆小学校の太刀岡作は名無し名人氏は2手逆算したら得点は上がっただろうと書いている。
これは7手詰有利理論として書いたものかな。
小学校はよほど5手詰こその手順でない限り、味付け程度でも入れた方が有利になると言う理論で、僕も同じように考えているのである。
2手入れるならこうだろう。

持駒 角桂
詰方 23歩、25と、41歩、51桂、52歩、53玉、62歩、65と
詰方 43角、44香、46龍、74銀以上7手詰。

配置はともかく入れるなら45桂だろう。
だが、こうすると工夫すれば43銀にして54銀成、同玉、43角が入るので7手詰にするか迷うとこである。

★大学は小林作を半期賞確実視しているようだ。
半期賞予想と名無し名人賞とダブルはないと思っていたが、よほど評価していると言う事になろう。
僕はと言えば最大級の評価をしている。
なんせ原形戻し崇拝者なんで。
84桂を63成銀にするために73歩に打ち換えるのだが、又84桂の形に戻す。
61玉と変化されるが今度は3回の捨て駒で元の64成銀に戻す。
この2回の原形戻しの不思議。
そうしたと思えば、わざと逆王手をかけさせ、角を捨てての収束。
小林さんには一言言いたい事がある。
ふざけた手順を考えるのもいい加減にしろと(笑)。

☆大学院は桃燈作が名無し名人賞はあり得ない。
名無し名人賞予想が嘘で、三輪賞みたいなものであった。
あくまでもみたいなもので、三輪賞を設置する予定はないのである。

詰パラ2016・11月号(結果稿)短大10鈴川作ベスト収束図

詰パラ2016・11月号(結果稿)鈴川優希作の原案は次の図らしい。

持駒 飛香
玉方 13歩、23玉、33桂、41飛、44歩
詰方 14桂、61角以上。
〈作意〉29香、27桂合、同香、14玉、27桂、23玉、22飛、同玉、34桂、32玉、22香成迄11手詰。

オオサキさんのブログ「書きかけのブログ」に74角を42飛を41角成、同飛。そして22銀を21桂を33銀成、同桂とする4手逆算図が載っている。
オオサキさんは、その図を見せてもらった時、鈴川君がこの作品で看寿賞を取ると思ったそうだ。
でも僕は看寿賞候補とは思えない図である。
そのブログ記事のオチはこの作品の29香、27桂合~26桂の手順の先行作があったと言うものである。
この主要部に先行作があるのなら、11手詰図であろうが、17手詰図であろうが看寿賞に選考される事はない。話のオチはオオサキさんと同意見。

先行作あるなしで、僕は出来の悪い先行作のために優秀な作品が看寿賞の選考から除外される事は良くないと思っている。
これには賛否両論あるだろうが、そうだとして17手詰はどうか。
僕は看寿賞候補ですらないな。(作品としては勿論好作である)
まず、序4手は主要部との関連性がない。
収束がダレる。
そして決定的なのが次の点。
主要部は61角が成立させている立役者。と言うか61角のみで成立している。
その功労者が詰上がりでは脇役にされている。
仮の話、あくまでも仮の話であるが、この17手詰図が僕が創ったとしたら、この図で発表する事はない。三輪勝昭作としてこの図は耐えられない。
この図で看寿賞をもらえるとしても、この図で発表はしない。
この素材は61角を捨てるのが必須なのである。

☆短大10の作品に関しては鈴川君がブログに書いているので、是非読んで欲しい。
61角は捨ててこその素材と考えているのは僕と同じである。
短大10はその61角を初手で打ち、最後に捨てる構成にしたのは素晴らしいと僕は評価している。
半期賞もあるかと思っている。
たが、看寿賞はオオサキさんと同じ看寿賞作ではないと思っている。
素材的には45金は主要部の成立必要ないからである。

★と、ここまで考えたら、この素材短大発表図の収束はベストではないんじゃないのと言う気がして来た。
そこで考えた図が次。

持駒 飛香
玉方 11香、13桂、21桂、23玉、32歩、42銀、44銀
詰方 14桂、31と、61角以上21手詰。

理想は11桂を置いて12馬、同玉、22飛迄なんだが無理くさい。
この収束につなぐ手順は他にもあるかも知れないが、収束はこれがベストだと思われる。
この記事の主旨は、鈴川君には発表図の45金は美しくないよと言いたいのである。